「生産関数と限界生産性」中小企業の経営知識








※こちらの記事では、中小企業の経営知識としての、「生産関数と限界生産性」の用語をまとめています。

生産関数 生産要素投入量(資本投入K、労働投入L)と産出量の関係を表す関数。生産関数を一般的に収穫逓減を前提として考えられており、生産要素投入量を増やすに従って産出量の増え幅は減少する。

限界生産性 投入する生産要素を1単位増加させたときの、生産量の増加分のこと

平均生産性 生産量を生産要素量で除したもの(生産要素が労働力の場合には、1人あたりの生産量のこと)

収穫逓減の生産関数(左上が凸の弧)では、常に、 「限界生産性<平均生産性」 となる。

収穫逓増の生産関数(右下が凸の弧)では、常に、 「限界生産性>平均生産性」 となる。

等費用線 資本と労働力の組み合わせを表した直線。縦に資本量、横に労働量をとったグラフでは右下がりの直線となる。

等産出量曲線(等量曲線) 産出される財の量が等しくなるような、資本と労働の組み合わせを表す曲線。原点から離れるほど、産出量が大きくなる。

Eの部分
平均生産性と限界生産性の位置を確認

利潤最大化をめざす企業は、実質賃金と限界生産力が等しくなるレベルに雇用量を決定することになる。

労働の限界不効用 労働を1単位(1時間)追加しようとしたときにそれによってどれだけ不満足(不効用)が増加するか。実質賃金は労働の限界不効用に等しいという理論がある。

 










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