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「本ブログ」の運営者
「本ブログ」の運営者は、大学を卒業後、約1年半の留学、30ヵ国100都市以上への渡航を経て、現在は、行政書士と中小企業専門のコンサルタント会社を経営している1人経営者です。
現在こそ1人の力で事業経営が行えていますが、これまでの道は決して楽なものではありませんでした。
それは、卒業した高校と大学が偏差値30台であったため、有名企業にはもちろん入れず(就活もせず)、「やりたいことも無い」、でも「入れる企業もない」という、大学卒業時にはどうしようもない状態となっていたためです。
とにかく何か自分のやりたいことや安定した仕事を見つけなくてはと思い、まずは世界を知ることだろうと若気の至りが発動し、留学資金や海外渡航費用を工面するために、いわゆるブラック企業で働きまくりました。
費用をなんとか工面し、20代前半から中盤にかけて、約2年間ほど様々な国で暮らしていましたが、当たり前の話ですが、自分にとっての「やりたいことや安定した仕事はなんなのか?」という問いには、何も答えを出せませんでした。
しかし、1つだけ明確に自分の心に芽生えた気持ちがありました。
「もう、二度とサラリーマンはしたくない。」と。本当に強く強く想いました。笑
自分は何かしたいことがあるのではなく、したくないことがたくさんあるんだということに気がついたのです。
「朝起きたくない」「満員電車に乗りたくない」「気の合わない同僚や上司に会いたくない」「自分の意見を押し殺したくない」など、サラリーマンとしての働き方は、自分にとっては望んでいないものばかりだと心底感じたのです。
もちろん、サラリーマンが悪いとかダメだとかいう話はしていません。
自分にとっては、サラリーマン的な働き方は、「望んでいない」ことが多いということです。
日本帰国時には、「サラリーマンにはなりたくない」という想いだけ強くなっていたのですが、現実はそんなに甘くありません。
お金を生み出すスキルもなく、かつ、自分には人脈も学歴もないという八方塞がり状態でした。
そこで、「自分にとって、理想の働き方とは?」「仕事以前に、そもそも自分はどのような人生を送りたいのだろう?」と、1つ1つ自分が求めているものを考え続け、自分にとっては、「経済的自由」「時間的自由」「人的ストレスからの解放」があれば幸せになれるのではないかと考えました。
もちろん何が正解かということは、人それぞれなので、皆さんの幸せの定義はわかりませんが、自分にとっては「自由」が最も幸せをつれてきてくれる要因だと感じています。
また、何をもって自由かという部分も、人それぞれだと思いますので、「経済的自由」「時間的自由」「人的ストレスからの解放」に関して、どのような状態になれば達成と言えるのかの定義は難しいのですが、サラリーマンとして働いていては、「経済的自由」「時間的自由」「人的ストレスからの解放」を得ることは、不可能ということは確かです。
サラリーマンは、会社の指揮監督下におかれてしまう契約形態なので、契約上、「自由」を得ることが困難なのです。
そこで、運営者は、あらゆる角度から「サラリーマンを卒業し、自由となるための方法」を検討し、自分にとっては、「1人経営」が最善という結論に至りました。
「1人経営」とは、法的な定義があるわけではありませんが、従業員を雇用せず、1人で会社なり事業を経営することを示しています。
つまり、最小限の人員で、最小限の経費で、自分1人で経営できる範囲で事業を行う形です。
「1人経営」には、賛否両論があるとは思いますが、方法さえ間違わなければ、「経済的自由」「時間的自由」「人的ストレスからの解放」を全て得ることができます。
運営者は、1人でも多くの人に「1人経営」の魅力を伝えるために、「本ブログ」を立ち上げました。
経済的自由について
サラリーマンの給料に関する事実
国税庁 平成30年分 民間給与実態統計調査では、
<全体>
1000万円超1500万円以下 : 3.6%
1500万円超2000万円以下 : 0.8%
2000万円超2500万円以下 : 0.3%
2500万円超 : 0.3%
給与所得者の5%程度しか、年収1,000万円を超えていません。
これは給与所得者全体のデータなので、20代、30代で年収1,000万円を超えられる人は、本当に限られた人のみとなってしまいます。
もちろん、年収1,000万円を超えることが幸せだとか、高給取りだとか、そういう話ではありません。
サラリーマンとしてどれだけ頑張っても、年収1,000万円を超えられるのは、ほんの一握りという話です。
運営者は、子供が2人いるのですが、例えば、「おとうさん、僕、医学部に行きたい!」「おとうさん、私、アメリカの大学に行って、大学院まで行きたい!」と言われた時に、果たしてサラリーマンとして生涯を全うして、その夢を叶えてあげることができるのだろうか、、、と考えた時に、金銭面におけるサラリーマンとしてのメリットを感じることができませんでした。
もちろん、私の子供たちがそこまで優秀になるかはわかりませんが(なってくれたら嬉しいですが)、「親の金銭的事情で子供の夢を断念させることはできない。」と考えるのが親心だと思います。
「でも、独立しても、1,000万円超えのお金なんて稼げないよ!そっちのほうがリスクがあるよ!」
という声がきこえてきそうですが、確かに事業を継続させることは簡単なことではないのですが、誰もが年収1,000万円を超えることができるポテンシャルを有していることを自覚することが重要です。
一般的に、(もちろん、異なる算出をされる会社もありますが)会社は従業員を雇用する際には、当該従業員の方が年収の3倍の利益を会社にもたらしてくれるということを前提に考えています。
従業員を雇用するということは、社会保険や雇用までの過程での経費等を会社が負担することになり、更に、会社は従業員の失敗(法律的には使用者責任といいます)を尻拭いしなくてはなりません。
会社は、従業員の失敗を、「それは君のミスだから、君が責任をもって対応しなさい」と対応することはできないのです。
もちろん、従業員が謝罪に先方に出向いたり、社内におけるトラブルの対応は行うと思いますが、当該トラブルに関する金銭的賠償や本質的な責任の所在を従業員の方になすりつけるということはできません。
つまり、会社としては、従業員を雇用することにより一定のリスクが発生することを前もって考慮し、リスクに対する担保を得るために、従業員の方が会社に与えている利益の3分の1程度のみを給料として与えるという構造となってしまうのです。
また、入社試験で、本当に応募者が仕事ができる人なのか、できない人なのかを数回の面接で判断することは不可能です。
そのため、会社としては、できる人とできない人の中央値を従業員の平均給料とすることで、仕事ができる人が仕事ができない人の給料分を補填してもらうことを考えます(もちろん、外資系などの能力給の形態の場合には異なります)。
そのため、仕事ができる人ほど、サラリーマンとして働くことは大きなデメリットがあります。仕事ができない人の分も働かなくてはならないのに、自分にはその対価が反映されないためです。
この点、サラリーマンとして、年収350万円~400万円稼ぐことができる方が独立した場合、企業に搾取されてしまう自分が生み出した利益を、そのまま自分に還付することができるため、年収1,000万円という数字は決して不可能な金額ではなくなるのです。
もちろん、サラリーマンを辞めてしまうと、会社名などの「看板」がなくなってしまう点には考慮が必要ですが、よほどの大企業でない限り、「会社名で仕事をする」ということ自体が難しいため、この「会社の看板」という点は、あまり重要でないと考えられます。
1人会社(個人事業)経営の経済面について(運営者の実践方法や考え)
1人会社(個人事業)経営の良いところは、ある程度自分の年収をコントロールできる点にあります。
1人会社(個人事業)経営では、当然ですが、経営者も(株式会社の場合には)株主も実際に業務を行う人も、全て自分となります。
なので、様々な人(株主や従業員等)の意見を考慮する必要がなく、自分のペースで自分の稼ぎたい年収を目標を定めて業務を行うことができます。
年収300万円で少し時間に余裕を持ちたいと考える人であれば、逆算して労働時間を少なくすることが可能です。逆に、年収1,000万円を稼ぎたい人であれば、労働時間は増えてしまうかもしれませんが、お金という対価を得ることができるという具合です。
つまり、ご自身が時間を人生の最優先事項とするのか、金銭面を優先事項とするのかを、ある程度、自分で決められるということです。
運営者は、子供が2人いるので、子供の今後の学費や夫婦の老後のことを考え、逆算して今年に稼ぐ金額を決めています(90歳までの人生マップをエクセルで作成し、どの年にどのくらいお金がかかるのか、いまから投資をしておけばこの年にはこのくらいのお金になっているなどの算定を、随時更新しています)。
そうすることによって変な焦りや不安が減少します。
1人会社(個人事業)経営の場合には、サラリーマンとは異なり、年収は青天井です。頑張れば数千万、数億と稼げるかもしれません。
しかし、YouTubeでバズる、出版した書籍がベストセラーになったなど、かなりイレギュラーな、ぼたもち的な状況がなくては、一定額以上の収入を得ることは難しいと思います。
もちろん、YouTubeをバズらせる、出版した書籍をベストセラーにするという意気込みは重要ですが、狙ってできるものではないため、不確定要素が多すぎるのです。
運営者の本業は、行政書士なので、経営者の方や専門家の方とお会いすることも多いのですが、いろいろな方のお話をお聞きすると、1人経営での実務での年収は、2,000万円~3,000万円くらいが限界であると感じています。
しかし、これはフロー型の業務である場合です。
フロー型の業務とは、例えばweb制作者の方の場合では、依頼者からの依頼を基に、webを制作し納品する形の業務です。
フロー型業務の逆には、ストック型の業務があります。
ストック型の業務とは、web制作者の方の場合では、web制作過程の状況を動画で撮影し、YouTubeにアップロードする業務などになります。
ストック型(1度その業務を行えば、あとは自動的にお金が入る仕組みを作る業務)を蓄積していくことで、年収を積み上げていくことができるという形になります。
フロー型の業務を行いながら、ストック型の業務を蓄積していけば、生活は年々楽になるということです。一歩一歩、お金が勝手に入る仕組みを構築できるのです。
この点、サラリーマンの方は、契約的に、原則としてストック型の業務を行うことができません。
サラリーマンの方が頑張って頑張って出した結果や成果は、全て会社に権利が帰属してしまうためです。
サラリーマンの方は、会社に雇用され、会社の一員として業務を遂行します。
そのため、会社がミスの責任をとってくれるというメリットもありますが、全ての頑張りが会社に奪われてしまう、とてつもないデメリットが存在するということは認識をしなくてはなりません。
サラリーマンであっても、1人会社(個人事業)経営者であっても、頑張らなくては成果が上がらないことは同様です。
しかし、サラリーマンの場合には、その頑張った成果さえも搾取され、かつ、退職してしまえばご自身には何も残っていません。
経団連の会長もトヨタの社長も、「終身雇用はもう難しい」と公の場で言及しています。
つまり、これから大きな人員整理が発生することは容易に想像ができる中、会社にしがみつくというのは、最善の方法であるとは思えません。
会社に残るメリットがあったのは、終身雇用が保証され、年功序列で給料が上がり、年金額に関する不安が少ないひと昔前の話です。
もし、30代40代50代で人員整理の対象となってしまった場合に、次の就職先は見つかるでしょうか。良い企業が人員整理にあった人材を、良い待遇で雇用するでしょうか。
令和の時代においては、サラリーマンであるということは人員整理という大きなリスクを常に抱え、雪だるま式に人生がマイナスの方向へ進んでしまう可能性が高い就労形態であることは間違いありません。
「会社のためではなく、自分のために頑張る」、これは避けて通れない道なのです。
時間的自由について
サラリーマンの時間に関する事実
サラリーマンの方の時間的自由は、皆無であると言ってもよいと思います。
法的には、会社は従業員に対し、休憩時間は自由に時間を使えるようにしなくてはなりません。
「電話がかかってくる可能性があるから、オフィス内でお弁当を食べてね」というようなことは原則的にはできないのです(しかし、このような会社も多いかと思います)。
また、1日の就労時間は、8時間であっても、出社の身支度の時間、通勤時間など多くの時間を消費してしまっている人も少なくないと思います。
つまり、1日10時間程度(残業がある方はさらに)は、会社に時間を提供しているということになります。
睡眠時間が8時間だとして、食事、お風呂、家事、育児などを考慮すると、1日に自分のために使える時間を捻出することはかなり難しい(家族の協力が必要)という状況となってしまいます。
また、子供が熱を出した、平日の開所時間に役所に行かなくてはならない用事があるなどの場合には、急遽有給をとったり、家族に協力してもらったりと、自分1人ではコントロールができない部分が多いかと思います。
この点、急に有給をとってしまうと、同僚や上司の方へ負担をかけてしまうことから、思い通りに取れない、取れるけど気が乗らないということも往々にあるでしょう。
有給は与えられた権利でありながら、日本の社会では有給を取ることを良しとしない会社が多いのが実情です。
つまり、サラリーマンとして人生を歩んでいると、時間的な拘束という面があまりにも大きく、「自分の時間」ではなく、「会社の時間」で人生を歩まなくてはならないことになってしまいます。
「会社の時間」で生きて良いのか、人生を振り返った時に後悔をしない選択をすることが重要です。
1人会社(個人事業)経営の時間面について(運営者の実践方法や考え)
運営者が人生において最も重要視しているのが、この時間的自由です。
運営者は、お金と時間どちらが欲しいと言われたら、間違いなく時間をとります。
もちろん、生活にはお金が必要なので、一定以上のお金は必要ですが、お金が必要以上にあっても、特に欲しいものがないからです。
金銭的自由は欲しいが、一定以上のお金は不要(もちろんあるに越したことはないですが、お金を得るために時間を必要以上に消費するというのは、人生を豊かにしない)というのが運営者の考えです。
多くの人は、「お金は有限だが、時間は無限」という意識で人生を送っています。つまり、サラリーマンとして給与を受け取り、節約して、時間という対価を会社に提供するという生き方です。
しかし、本質的には、「お金は無限だが、時間は有限」という意識で人生を送れるかが重要です。もちろん、誰もが数十億、数百億円を稼ぐことができると言っているのではなく、時間を消費し学び自分の事業に投資すれば、誰もが青天井で稼ぐことができる可能性があるということです。
なので、人生の時間の使い方を、今一度考える必要があります。
この点、お金を青天井を求めてしまうと、有限である時間を多く消費してしまい、家族や友人との時間、趣味の時間、人生を豊かにしてくれる本当に大切なものを見失ってしまう可能性があります。
そのため、運営者は、自分にとって、人生を豊かにしてくれる本当に大切なものを得るために必要なお金を算出し、逆算して1日の時間割を決めています。
健康のために8時間は睡眠を取る。子供とは必ず一緒にお風呂に入る。家族と必ず毎日一緒にご飯を食べる。本を読む時間を作るなどです。
それらの優先事項を1日に組み込み、その後に、自分にとっての必要なお金を得るための労働時間を当てはめています。
余った時間に寝る。余った時間に家族との時間を過ごす。余った時間に本を読むのではなく、先に優先事項を当てはめ、労働時間を算出し、目標のお金を得るためには、どのような方法や学びを取り入れる必要があるのかということを検討するということです。
運営者の1日は、自分にとって無駄だと考えていることは一切排除しています。1日のスケジュールはこんな感じです。
運営者は、通勤時間やオフィスを賃貸する費用は、本当に無駄の極みだと考えているので、自宅の一部を事務所として経費計上することで、金銭的、時間的メリットを享受しています。
8時 起床、身支度(基本的には、妻が行なってくれますが、子供を保育園へ送迎する日もあります。)
9時~12時 仕事
12時~13時 お昼ご飯(ほぼ自炊です。)
13時~16時 仕事(内1時間くらいを、散歩したり、カフェでゆっくりする時間を意識的に作っています。新しいアイデアを創出するためには、脳を一旦休ませないと脳科学的には新しいアイデアが生まれにくいと言われているためです)。
16時 夕ご飯を作る(妻は看護師として働いているので、ご飯は全て運営者が作っています)。
17時 子供とお風呂に入る
18時 夕ご飯
19時~21時 子供たちと遊ぶ
21時 子供たちを寝かせる
子供が寝て~24時 自分の自由時間(勉強や読書、映画など、その時にしたいことをしています)。
1人会社(個人事業)経営の良いところは、自由に時間を設定できることです。
もちろん、その中で成果をださなくてはならないというプレッシャーはありますが、将来子供に「仕事ばっかりで全然時間作ってくれなかったよね。」なんていう、人生の歩み方を考えさせられるようなことを言われないためにも、そして何よりも自分自身が子供と多くの時間を過ごしたいという、素直な感情を優先することが幸せにつながると考えています。
人的ストレスからの解放について
サラリーマンの人的ストレスに関する事実
人生のストレスの原因は、全て「人」から生まれると言われています。
一見、人に関係ない部分であっても、「人」ありきなのです。
例えば、年収が400万円の場合に、少ないと思うでしょうか。多いと思うでしょうか。
これは、他の人と比べなくては、少ないのか多いのかわかりません。
年収1,000万円の人がいるから少ないと思い、年収200万円の人がいるから多いと思えるのです。
また、課長は出世したと思いますか。それとも課長止まりかと思いますか。
これも、同期がみんな平社員のままであれば出世したと思い、同期が部長に昇進すれば課長止まりかと考えるのです。
つまり、人は、人との関わり合いの中でしか、自分の優越を考えることができないのです。
人によって何をストレスと感じるかはそれぞれだとは思いますが、年収では負けたくない、出世競争には負けたくない、年収も出世も興味ないけど、とにかく嫌な人と関わりたくないなど、個々の性格や環境によって何かしらはあると思います。
しかし、サラリーマンでいる間は、これらの呪縛からは逃れることができず、何かしらの人的ストレスを一生抱えて生きていかなくてはなりません。
適度なストレスがあったほうが健康に良い、長生きするなどのデータもありますが、過度のストレスになってしまっていれば、やはり百害あって一利なしということになります。
職場が居心地が良いのであれば問題はないと思いますが、例えば会社が買収されて、いきなり外部だった人が上司になるなんてことは、往々にしてあります。
そして、その人がむちゃくちゃ嫌な人である可能性だってあるわけです。
ご自身のコントロールできないところで、環境の変化がなされてしまう点は、サラリーマンの大きなデメリットです。
1人会社(個人事業)経営の人的ストレス面について(運営者の実践方法や考え)
運営者の場合は、「嫌な人と関わる」というのが、一番のストレスだと感じています。
「有限の時間の中で、なんで嫌な人との時間を過ごさないといけないの??」というのが、運営者の考えです。
確かに、同じような考えをもった会社は衰退していくというデータがある通り、多種多様な考え方が必要なのは重々承知なのですが、運営者は、「そんなことよりも、人生において、とにかく楽しい時間を1分でも多くしたい」と考えています。
1人会社(個人事業)経営であれば、嫌な人と常時付き合うことは基本的にはないですし、本当に嫌であれば、付き合いを辞めることができます。顧客であっても、依頼を引き受けないことも可能です。
サラリーマンであれば、そうはいきません。同僚や上司はもちろん、取引先の担当者が嫌な人であろうが、考えが合わない人であろうが、会社にとって有益な人であれば、取り込まなくてはならないと思います。
自分の意思に反して、頭を下げたりすることも時には必要でしょう。
もちろん、運営者は、このような生き方を否定するわけでも悪いと言っているのでもなく、運営者の生き方には合わないと感じています。
やはり、気の合う仲間や取引先と共に、本当に社会にとって有益である事業を遂行する時間を多く取るほうが、自分自身にとっても、会社にとっても、社会にとっても良い結果になると信じています。
そのため、嫌な人との時間は、とらないようにしています。
嫌な時間を消費するということは、自分の重要な時間を作らないということと同語なためです。人は最後は必ず死んでしまいます。
人生において、楽しい時間を多くするか、辛い時間を多くするかは、裕福な日本に住んでいる日本人であれば選択することができます。
わざわざ辛い時間を消費する必要はないのです。
「本ブログ」で、「1人経営でリスクを軽減することを学ぼう!
「本ブログ」は、サラリーマンを卒業し、1人会社(個人事業)経営に関する、金銭面、時間面、ストレス面、マインド、投資、保険、副業などについて、総合的に学ぶことができます。
確かに、1人会社(個人事業)経営するということは簡単なことではありません。
しかし、1人会社(個人事業)経営の強みは、継続がしやすいという点にあります。
1人会社(個人事業)経営では、業種や業態にもよるかと思いますが、固定費や人件費を抑えることができ、倒産リスクを最小限に抑えることができます。
例えば、月収50万円の経営者、Aさん(従業員2人と小さなオフィスを賃借)とBさん(1人会社・個人事業経営)がいるとします。
(本当はこんなに簡単な計算式ではありませんが、イメージとして)
Aさんの事業は、月の売上が150万円ありますが、従業員2人の給料合計60万円、オフィスの賃貸料15万円、経費25万円=月収50万円だとします。
Bさんの事業は、月の売上が75万円で、経費が25万円=月収50万円だとします。
事業の発展や規模拡大を考えるのであれば、Aさんのように人を雇用し、売り上げもバンバン上げていくというプランも正解だと思います。
しかし、未来のことは誰にもわかりません。コロナによって、これほどまで社会が変化したことを誰が予想したでしょうか。
Aさんの場合には、売り上げが立っている時はいいのですが、何かをきっかけに売り上げが減少したらどうでしょう。
従業員2人の給料合計60万円、オフィスの賃貸料15万円、経費25万円が一気に押しかかってきます。
また、売り上げがないから従業員の方への給料を支払わないということはできないため、なんとかして資金を工面しなくてはなりません。
Bさんの場合には、たとえ売上が立たなくても、従業員がいないため給料の支払い義務はなく、経費も少ないことから、自分が多少我慢すれば売上が立たない時期を乗り越えられるかもしれません。
もちろん、こんなに簡単な話ではありませんが、毎月の固定費が低ければ低いほど、事業継続という面においてはメリットが多いことは確かです。
もちろん、会社はバンバン融資を受けて、バンバン雇用して、どかーんと売上を立てることを目指すべきという人もいると思います。
しかし、その逆は、バンバン返済に追われて、バンバン解雇して(法的には簡単に解雇さえできません)、どかーんと潰れるとも考えられます。
そのため、運営者は、1人経営こそが、自由を得られる最善の方法だと考えているので、固定費は少ないに越したことはないと考えています。
運営者の本業は行政書士なので、経営者の方から融資や資金調達のご相談を受けることも多いのですが、切羽詰まった経営者の方は、生きてる覇気が感じられず、本当にどうにかなってしまうのではないかと思う人もたくさんいます。
特に、従業員を路頭に迷わすわけにはいかないと奮闘される方が多いですが、一度マイナスに歯車が回ってしまった場合には、簡単に覆すことは難しいです。
例え、一時的に融資が受けられたとしても、上記のAさんで言えば、従業員2人の給料合計60万円、オフィスの賃貸料15万円、経費25万円に加えて、さらに融資の返済義務も発生するため、泥沼に落ちてしまうことも少なくないのです。
1人会社(個人事業)経営の場合には、人員もいないですし、大きく売り上げを伸ばすということは現実的に難しい部分がありますが、方法論さえ間違えなければ、ご自身のサラリーマン時代の年収は大幅に超えることができます。
また、1人会社(個人事業)経営の場合に、ご自身が病気や怪我で働けなくなった場合にはリスクが大きいと考えると思いますが、現在は、就業不能保険等の保険が現在は多数あるので、そういったリスクも軽減することができます。
つまり、現在は会社に守ってもらわなくても、民間の各種サービスを利用することで、リスク軽減が可能なのです。
「本ブログ」をご覧いただければ、サラリーマンを卒業し、1人会社(個人事業)経営・継続に関する、金銭面、時間面、ストレス面、マインド、投資、保険、副業などについて、総合的に学ぶことができます。
一緒にストレスフリーな毎日を手に入れましょう!!
サラリーマンと1人会社(個人事業)経営のメリット・デメリット
サラリーマン メリット | ・毎日の仕事が用意されている。
・(成果給の場合を除いて)成果にかかわらず一定の給料がもらえる。 |
サラリーマン デメリット | ・金銭面において裕福となれる可能性が低い。
・時間的に拘束される。 ・人的なストレスが大きい場合がある。 ・ストック型の仕事ができない。 |
1人会社(個人事業)経営メリット | ・自分の年収をある程度自分で決められる。
・業務の時間や場所が自由。 ・嫌いな人と付き合わないくて良い。 ・ストック型の仕事ができ、どんどん仕事が楽になりやすい。 |
1人会社(個人事業)経営デメリット | ・人手が少ないため、大きな成果をあげることが難しい場合がある。 |
「本ブログ」を読んでいただきたい人!
・金銭的、時間的な自由を得たい人!
・嫌いな人と付き合いたくない人!
・人生このままで良いのかと考えることが多い人!
・サラリーマンを卒業しようか悩んでいる人!
・1人会社(個人事業)経営に興味がある人!
・何よりも自分の人生を会社時間ではなく、自分で決めたい人!
最後に 運営者の想い
本質を考えれば、サラリーマンとしての働き方は、金銭的、時間的な観点からは、正解ではないことは明らかだということに気がつけると思います!
確かに、1人会社(個人事業)経営が、誰にとっても幸せな労働の形態であるとは思いません。
会社に愛着のある人もいると思いますし、大切な仲間と会社で出会えたという人もいると思います。
しかし、サラリーマンでは、一生、「金銭的自由」「時間的自由」「人的ストレスからの解放」を得られることは現実的にできないことは確かです。
お金や時間が全てではありませんが、誰もが金銭的・時間的に自由であって不具合はないはずです。
金銭的・時間的に自由となるには、サラリーマン→専門家→経営者→投資家とステップを踏まなくては、自由となることが難しいとされています。
・サラリーマン → 年収1,000万円を超えるのは全サラリーマンの5%しかおらず、かつ、時間的な自由が制限されてしまう。
・(弁護士や医者等の)専門家 → 働くことができる時間に限度があり、時間的要因により、一定の年収から頭打ちとなってしまう。かつ、時間的な自由が制限されてしまう。
・経営者(1人会社(個人事業)経営) → 働き方、収入を自分で選択することができ、ストック型のビジネスを行うことで、自分の資産とすることができる。資産を築き上げると比例して、金銭的、時間的にある程度自由になることができる。
・投資家 → 築き上げた資産を投資にまわし、他の人に稼いでもらう。つまり、金銭的にも時間的にも完全に自由になれる。
という流れです。
この点、上記のステップは必ず1つずつ進まなくてはなりません。
サラリーマンからいきなり投資家になるということはできないということです。
外観的にはできますが、「投資家なのに経営を知らない」「経営者なのに秀でたスキルがない」と考えていただければ、1つずつステップを踏む重要性が認識できると思います。
もちろんサラリーマンで投資をしてはだめということではなく、どんどん投資を学んでいく必要がありますが、毎月数千円〜数万円程度では、「自由」を得るほどの資産を築くことはできません。
そのため、現在サラリーマンの人であれば少額であっても投資を継続し、専門家→経営者→投資家というステップを踏む中で、投資額を増やしていくということが重要となります。
この点、「本ブログ」では、サラリーマンから弁護士になって、年収3,000万円を稼いで、弁護士事務所を経営し、利益を投資にまわして爆稼ぎしましょう!というものではありません。
あくまで、ご自身のペースで、自分が必要なお金を、自由にストレスフリーに稼ぎましょうというブログです。
目標が年収400万円で、毎月の投資額は3万円目標だって良いわけです。
それでも、サラリーマンの年収400万円の方と比べて、年数が経過するにつれて、格段に生活水準に違いが生まれてきます。
経営者とサラリーマンでは、可処分所得が大きく違うため、同じ年収400万円でも生活水準は同一ではないのです。
世の中の本質に気が付き、少し行動できるかで、人生が大きく変わってきます。
運営者は、ブラック企業に勤めた経験を経て、そのからの脱却を目指し、現在に至ります。
運営者の人生経験が少しでも、皆さんに届き、サラリーマンという「自由」が奪われた人生ではなく、自分自身でコントロールできる人生を送れる人が1人でも多くなってくれれば嬉しいです^^